olympic
北京オリンピックが閉幕しましたね。
今回は様々な騒動がありましたが、それでも一人ひとりのドラマに感動しました。
特にフィギュアスケートが好きな私は、いつもドキドキしながら観戦します。大好きな宇野昌磨選手の時は、心臓バクバクです。。。
今回とても印象に残ったのは「りくりゅうペア」でした。
点数だけを見ると技術が高いペアはまだまだいますが、それでもりくりゅうペアは「観ている人を幸せにする」力があるなーと感じます。
二人の特徴は、演技はもちろんですが滑っている時の表情です。
作っている笑顔ではなく「心から幸せだ」と感じているのが伝わり、私は涙が止まりませんでした。
他の種目はあまり観ていませんが、少なくともフィギュアスケートを観ている時、失敗をしたとしても幸せそうに、楽しそうに(表現を楽しむ、世界に入り込むということ)滑っている姿を見ることがファンとしては一番うれしいことです。

ふと、私自身が歌う時のことを考えると「失敗しないだろうか」「うまくいくだろうか」「やってきたことをできるだろうか」「歌詞間違えないだろうか」そんな感情に支配されることが多いなと思いました。
みなさんはどうでしょうか?
でも、その失敗を気にすることで得られることは何なのか・・・もしかしたら程よい緊張感は生まれるかもしれませんが、良い緊張感ではないような気がします。
何の為に歌うのか。
誰の為に歌うのか。
誰に届けたいのか。
自分本位ではなく、発する音楽が誰のものなのか・・・を考えて歌うことは大事なのかなと思います。
失敗を恐れることで、身体は固くなりますし脳も大事なところがフリーズします。失敗する原因が心配することで生まれることは確かです。

今なら思えるようになりました。
失敗しても失うことは何もない。と。
勿論、一つの失敗が人生に大きな影響を与えることもあります。でも、長い長い人生で見た時には、その失敗は大きなものではないかもしれない。寧ろ、その失敗がいつかの未来を作り上げてくれるかもしれない。
それならば、その時を名いっぱい楽しもう。堪能しよう。そう思えるようになりました。
北京オリンピックでは、選手のみなさんがそれぞれ精一杯練習を積み重ねてきたその自信、自分を信じること、そして失敗を恐れずにチャレンジすることの大切さを全身で教えてくれました。
直近では、3月13日に本番があるので、その舞台をこれでもか!という位、楽しもうと思います。

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