東京マスタークラス
4月の中旬に、一般社団法人Le Museさんが開催された東京マスタークラスに参加してきました。ヨーロッパから先生をお招きし、楽譜の読み方(時代背景や作曲家のこと、音の意味など)や声楽レッスンを受けてきました。
そこから見えたのは「音楽との向き合い方」でした。
当たり前ですが、作曲家や台本作家さんは一つの音一つの言葉に意味をもって書いています。それらを読み解かずに「何となく」歌ってしまっていたなー・・・というのが正直なところでした。
声楽のレッスンでも同じで、声を出すことは「あまりにも簡単にできてしまう」がゆえに、大切さを失ってしまっている。
勿論、具体的なことは学んだのですが何よりも向き合い方が勉強になりました。
声楽のレッスンでは、とにかく体がしんどかった・・・全身・・・こんなに使ったことがない!という位使いました。本当に、まだまだなんだなー・・・というのを実感。でも「これが歌うということなのか」と認識することができました。
具体的なことを一つ。それは「マスケラに響かせる」ということの大切さ。
日本人は、つい「頭に抜ける」歌い方をする人が多いのですが、そうではなくって前に響かせてこそ、正しい息の通り道ができ、口腔が響き、骨が響き、そして倍音がうまれます。
この「マスケラに響かせる」が、できてるようでできていない・・・というのが、実感しました。
しゃべり声で「ありがとう」をいう時の「り」の響きです。ここ!めっちゃ大事です。
うまくいった時は、喉に何も感じません。
その「り」の響きで、歌えるように練習していきます♪


体験レッスン実施中!
声楽教室Sfida
般若なつみ
TEL:070-5507-7981
E-mail:voice.sing.sfida@gmail.com
受付時間:9時~21時