声の衰えはどうすれば防げるか?
先日出会った方が
「声が衰えていって張りがないように感じる。どうすれば戻るだろう?」
とお話をされていました。
声帯は消耗品と言われています。声を発するたびに、何百回と振動するわけですから消耗が激しいのです。
結論から言うと・・・「戻ることはない」と私は思っています。(厳しい・・・!)
例えば自転車のタイヤなど、消耗してタイヤがすれているものが復活することはあるでしょうか?
ないのです。
じゃあ、どうすればよいのか・・・
まずは、若い時から話し方を気を付けておくことが大事です。どんな風に・・・というのは、人それぞれの癖があるので、一概にこう!とは言い切れないのが正直なところです。
ただ、どんな声の人でも共通して言えることは
①水分や油分を適度にとっておく(声帯周りの粘膜が乾かないようにする)
②口呼吸はしない
③声を使うことが多いひとは、休ませることも意識する

といったことは共通です。
声のことは普段なかなか意識することはありませんよね。風邪の時にのどがやられて、水分をとるとかのど飴をなめるとか、そうして初めてケアされることが多いかと思います。
でも、日常的に意識することが長く良い声でいるためにとても大切です!
「そんな事を言われても・・・もう年を重ねてしまった」
という方もいるでしょう。
そんな方には、やはりトレーニングすることをお勧めします。
声帯が消耗してしまってることは避けられない事実です。
ですが、その声帯周りの筋肉の使い方を少し変えてあげることで、楽になります。
特に日本人の話し方は表情筋を使わなかったり、上に引っ張る意識がない為、そこを変えてあげるだけでも随分変わります。
ただし、筋肉のトレーニングになりますので、一回ですぐよくなる!とかではなく、回数を重ねていく必要があります。

これはなかなか自分では難しいのではないかな?と思います・・・かなり専門的なので・・・
ですので、声が気になる!方は、是非声の専門家にみてもらってくださいね♪
声帯の状態などが気になる方は、耳鼻咽喉科で声帯を見てもらえます。写真撮ってくれます。
喋り方によっては、一部だけが消耗していることもありますので、それを把握しておくことはとても大切です。
いつまでもみずみずしい声でいたい!
若い時から喉をいたわってあげること。そして本当に気になる場合は、専門的にボイストレーニングに通ってみてくださいね♪

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