マスタークラスオーディション

先日、兵庫県民会館にてマスタークラス受講助成のオーディションがありました。

歌った曲は、カタラーニ作曲の「さようなら、私の故郷の家よ」。歌劇「ワリー」 の有名なアリアです。

今回練習するにあたって心がけたのは「言葉によって響きのポジションが変わらないこと」でした。舌の位置や、口腔の変化によって響きが変わることが今の私の課題でした。

最初それを改善するにあたってぶち当たった壁は「発音が何を言っているかわからない」ことでした。

響きを変えないようにするために、舌をなるべく使わないようにしてしまったが為に、必要な動きができなくなりました。

luckyなことに、この期間にはイタリアの言語聴覚士さんのレッスンを受けていたので、すぐにその問題を解決することができました。

ところが・・・・「聴いていても感動がない。」平坦な歌になってしまっていました。

技術的なことを意識しすぎるあまりに、表現をすることができなくなっていました。

でも、もう時すでに遅し・・・響きを変えないことがまだまだ安定しない以上、それ以上のことができずに本番を迎えました。

ホールが、今まで歌ってきた中でもナンバー1・・・残響がないホールでした。これには驚きました。

全くです。0.1秒も感じられないのです。驚きを隠せないまま時間は過ぎてしまいました。

緊張感はほとんどなかったことは、私にとってはマイナスに響いた部分もありました。集中力にかけたのです。

でも、概ね練習してきたことはできたという実感はありました。(勿論道半ば)

講評には、ある意味練習の成果が出ていたのですが「平坦に聞こえた」とのこと。表現力をつけていきましょうと。

ものすごく納得しました。

この表現力に関しては、私が今課題に挙げている「息のコントロール」が必要不可欠です。技術なしには表現力は磨けません。当面は、息のコントロールを課題にして練習していこうと思います。

昔の自分ならば、きちんと振り返ったり、講評を受け止めたりはできなかったと思います。

でも、「現在地を知る」ただその行為であることを認識してからは、さほど失敗などは気にならなくなりました。

控室での声出し。周りの人がとても上手に聞こえて・・・以前の私ならばきっと委縮していたけれども・・・

素直に「うわー周りの人うまいなー」という感じで、私は私!でいれたのは大きな進歩だと思います。

心の在り方は、本当に大事。そして、その心の在り方の成長を感じることができたのは、大きな収穫でした。

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