イタリア語のレッスン

イタリアが大好きで、卒業してからすぐに1か月イタリアに行くことにしました。

初海外、初一人旅が、まさかの1か月。とまあ、今思えば本当に無謀なことをしました・・・。色々な事件があったことは言うまでもありません。。。

イタリアが好きになった理由は、やはりイタリア歌曲やオペラを歌っていたからだと思います。大学の授業でとっていたイタリア語も、私には楽しくて、どんどん「話せるようになる」そんな感覚がありました。

「実際にイタリアに行って、イタリア人とイタリア語で話したい!」

そう思って飛び立ちました。

辞書片手に、わからない単語は調べながら日々を送っていました。

「イタリア語上手だね」と誉められたことは今でもよく覚えています。

イタリアに行くまでに、日本でもイタリア人にイタリア語を教えてもらいました。

なので、結構イタリア語には自信があった方です。

最近になって、イタリアの言語聴覚士さんのレッスンを受けることにしました。

そこで判明したのは・・・アクセントの違いや、「u」「o」の母音が浅く発音してしまっていることでした。

口輪の上の方が使えていないのが一つの原因でした。

結構自分ではできている方だと思っていたので、すごくショックではありました・・・・

言語聴覚士さんなので、舌や唇の使い方、軟口蓋の使い方などを徹底的に教えてくれます。

自分自身が「苦手だな」と感じている母音や子音はやはり指摘されます。客観的にみてもやはりそうなんだな・・・と改めて感じたので、これは練習ちゃんとしないといけない!

歌のレッスンでも「横に引っ張る力」は強いけど、「上下に引っ張る力」が弱い。と言われていました。それはやはり、軟口蓋の開き方もですし、口輪の上の使い方が大きく関わっていたなーと、そこも結びつけることができました。

日本語は下あごをあまり使わない言語ですが、イタリア語は下あごがとても大事です。

口腔を広げるためには、下あごを柔軟に使うことはとても大事。

口腔を広げることで倍音を作ることもできます。

開けすぎていた時期もあり、それを通り越して使わなさ過ぎた時期もありました。

でも、どれも「バランス」で必要な分だけきちんと使わないといけません。

そのバランスは、自分で動画を撮ってみたり、先生にきちんとみてもらうことが大切ですね。

イタリア語は読み方は簡単ですが、きちんとした発語をするための舌や顎や軟口蓋の使い方が難しい。でも、学んだことをきちんと歌う時に活かすと歌いやすかったりします。

イタリア語は奥が深い・・・。

きちんと習得して、またイタリアに行きたいですね。

そして、その学びをきちんと歌に繋げていけるように日々練習をしていこうと改めて思いました。

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般若なつみ

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