歌の練習方法

最近の練習では「録音」「録画」をして、それを確認しながら練習するという方法が自分の中でピタッとあてはまるなーと改めて感じています。

正直、今まではレッスンで先生に言われたことを何となく「こうかな?」と思いながら練習していました。

でも、色々と学んだ今、自分は「生徒」でもあり「指導者」でもあるわけですので、その両面をうまく使っていくことに。

すると、レッスンでは指摘されていなくても「ここはおかしいな」「ここはこうすると良いな」など、新たな発見がいくつも見えてくるようになりました。

実は、私は本番などの録音や録画は自信がなくて確認することができませんでした。「ああ、ここ失敗してるな」とか「ここうまくいってないな」と現実を見るのが嫌でした。

何より、自分の声は変だなー・・・と思うことから逃げていました。

ですが、色々学ぶようになってからは、そんな事よりも「もっとどうすればうまくなるか」を追求したい気持ちが先行するようになりました。

とはいえ、自分のあら捜しだけをするようになってしまっているので、それは自分のメンタルにも良くないかなー・・・とバランスをしっかりと取る必要があるなと感じています。

自分を客観的にみる練習はとても効率よく、成長スピードは何倍にもなったなと実感しています。

撮って→確認→修正→ の繰り返しなので時間はかかりますが。

レッスン中は「そうかな?」と思うことも、やはり客観的にみることで「言われている通りだな」と思うことも山ほどあります。以前よりも、先生の言葉を素直に受け取れるようになりました。そして、練習の目標も定められるようになり、とても効率よくなってきました。実際に、修正前と後の変化を客観的に感じることができるのは、とても大きいです。

録画は特に「身体の癖」が顕著に現れます。

私の場合は、右に傾く癖があるので、右側に息が入りにくかったり、力んだりすることがよくあります。うまくいかなかった時は、そういった癖を修正することで声が改善される場合も多々あります。

同じ1時間の練習でも、少しやり方を変えるだけで成果が全く変わります。

自分なりの効率の良い練習方法を見つけることも大事ですね。

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